古きよき京都・祇園の割烹料理を伝える たん義

京都の日本料理店 たん義
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たん義のあゆみ

年表

1926(大正15)8月 初代店主三津川義夫 滋賀県大津に生れる。
1926(昭15) 京都料理店「三田尻」へ奉公に上る
1940(昭16) 太平洋戦争勃発 海軍航空隊に微用
1945(昭20) 太平洋戦争終る 再び料理修行
1951(昭26) 「たん新」が祇園新橋に開店
1953(昭28) 現女将三津川都 京都に生れる
1964(昭39)4月 「たん新」から独立 「たん義」を開店
1998(平10)初代店主没後 二代目が継承 現在に至る

 

−創業46年を迎えました−

父である、今は亡き三津川義夫は戦後復興を始めた京都で料理の修業に励み、昭和26年、同じく料理人の道を歩んでいた実兄が「たん熊」さんからのれん分けを許され祇園新橋に「たん新」を開店。父はこの店で京料理の修行を積みながら昭和39年(1946年)ちょうど桜の花が満開の頃「たん義」を開店しました。

 

その父が平成10年の11月 73才でこの世を去った後、一人娘の私は父が残していった功績と味を守り現在に到っております。

 

料理長の清水龍一は父の味を引き継ぎ現在三代目である息子のよき教育係でこれからも京都割烹のよき伝統を伝えていきたいです。

 

  「たん義」女将sign

一本木のカウンター

たん義 カウンター

たん義一階にございます節目の無い長いカウンターは、たん義創業にあたりオーダーメイドで作られた、一本の木曽檜から削り出した一枚板の業物で、たいへん趣のある色合い・手触りとなっております。

 

創業より使い続けたこのカウンターは、もともと角ばった形をしていましたが、かかさぬ日々の手入れにより角が丸くなりました。機械では出ないであろうその美しいカーブが歴史の重みを感じさせます。

また機能面においても、ほどよい高さと広さで使いやすくお食事の邪魔をいたしません。

 

創業当時このカウンターが削りだされた木からは、もう一本同じ様式のカウンターが作られたといわれていますが、その所在は明らかになっていません。

 

日本、いやもしかすると京都のどこかに、兄弟とも言えるカウンターが今も存在するのかもしれません。

 

たん義 カウンター

決して主張しすぎない、たおやかなる佇み。

たん義 カウンター

美しい木目が、割烹をひきたてます。